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薬師堂(静岡県指定文化財)外観




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薬師堂(静岡県指定文化財)外観

室町後期に造立されたものの、仮屋根ををかけた状態で工事は中断し、その後、江戸初期寛永年間に完成をみた。 桁行5間、梁間5間の宝形造。 屋根は寛永当初は茅葺きであるが、その後の修復の際に2層瓦葺きに葺き替えられたが、平成の修理の際に茅葺き形銅板葺きに改められた。 柱は円柱、床下部は室町期の様式を残す手斧仕上げの16角柱。 過飾に陥らず当時の地方寺院建築の好例である。