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毘沙門天立像(静岡県指定文化財)




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毘沙門天立像(静岡県指定文化財)

鎌倉時代、文永7年(1270)、寄木造、玉眼、彩色。像高41.5cm。 像内より「長者妙相夢想造立記」と名付けられた造像記が発見された。 伝説によると、橋本宿長者の娘が上洛途中の源頼朝公に寵愛され、その後出家し妙相と名乗り、高野山よりこの毘沙門天を勧請し一寺を建立したという。そのお礼に頼朝公より扇子と軍配を賜ったという(当山蔵)。